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由良町商工会青年部

由良町商工会に所属する若手会員からなる青年部。設立は昭和44年と歴史も古い。現在の活動内容は、地域の特産品をPRするイベントへの参加や、海岸清掃などのボランティア活動、由良町の公式ゆるキャラのグッズ制作と幅広く活動している。

公式ゆるキャラで町をPRする

由良町公式のゆるキャラ「ゆらの助」のキャラクターグッズは、ピンバッチを制作した初年度よりコツコツとシリーズを増やし、令和3年度現在、全10種類になりました。由良町の観光名所でもある「道の駅白崎海洋公園」でも販売されています。昨年度制作された「ゆらの助ぬいぐるみ」は、コロナ禍でお祭りなどのイベントに参加できなくなったこども園の園児たちに、青年部から1体ずつプレゼントしたそうです。

全10種類の公式「ゆらの助」グッズ


町の公式キャラクター「ゆらの助」が制作され、「ゆらの助」を活用し、由良町をPRする取り組みが由良町商工会青年部で立ち上がりました。グッズの多くは実用的で普段使いできることが、大きなポイントとなっています。その中でも、A4サイズの書類や大きめのファイルを持ち運ぶことができる「ゆらの助トートバック」や、スポーツの場面などで活躍する「ゆらの助タオル」は、人気アイテムです。勉強や事務作業のシーンでも使いやすい、まちがい探し仕様の「ゆらの助クリアファイル」や、カラフルな「ゆらの助ボールペン」も制作されています。

由良町商工会青年部のこれまで

夏のお祭りで花火をあげる活動や、まちの子どもたちを対象にした納涼祭の実施など、地域に密着した活動をしてきました。その一方で、地域の他団体(行政・農協・漁協・旅館組合等)と連携し、新商品の開発や先進地視察、町外へ特産品をPRする活動も長年行っています。これら活動は平成26年に「第16回商工会青年部全国大会(新潟大会)」の「ネットワークづくり部門」で表彰されました。

由良町商工会青年部の今後の展望

現部員20名の若い世代が自由に考え提案し、新しい流れや活動を生み出す環境であること。考えをすばやく実現することができるフットワークの軽さを保ち、その長所を存分に活かすことができる団体であり続けることが大切だという。また、このような活動が糧となり、青年部員それぞれの事業の発展に繋がり、今後の商工会や由良町によりよい影響が与えられるようになればと考えられています。