今月のおすすめ

「10年使用できる製品」をコンセプトに「素材選び」「制作」「仕上げ」すべての工程で妥協を許さず、一切手を抜かない職人によって作り上げられた本物の革製品たち。職人の想いは製品に込められ、受け取ったお客様からうれしい声が届いているそうです。

小林且弥革工房のこだわり

「素材選びは自分の目で見て、触れてから決める。」小林さんのこだわりの製品制作は加工の工程より前の素材の買い付けから始まります。「この色は海外のこのメーカーでしか出せない色」 など、素材に関する知識も幅広い。「こだわるところが多いから、素材の買い付け先からは少し面倒に思われているかもしれない。」と、苦笑いながらも“本物の革製品への想い”を熱く語ってくださいました。 

職人の紹介


商品開発デザイナーの経験もあり、関東の革工場で7年間務めた小林さん。細いディティールを追求する製品制作の始まりは趣味だったそうです。小林さんのこだわりが詰まったオリジナルブラ ンド「Nameless★」は、2007年より販売を開始。ブランドを立ち上げてから約9年後、お店をオープンさせるならやっぱり地元が良い、と和歌山県へUターンし2016年に店舗をオープン。「今年はウィメンズアイテムも増やしていく予定です。」と、今日も工房で制作活動をされています。

名刺入れ2022


「オイル多脂革」の「オレンジ色」の革を使った名刺入れ。オイル多脂革で作られる製品は一般的に使用されるオイルレザーより油分が多く含まれるため柔らかい肌触りが特徴。黒や茶色といったカラーではなくオレンジ色であることも職人のこだわりです。ケースをひらくと、裏面にもきちんと牛革の表面が見える。「名刺ケースは最終的にはカーブするから、張り合わせ加工は表面になる革と裏面になる革は3ミリメートルの誤差があるんです。」とミリ単位で調整さていることも教えていただいた。最後の仕上げ、革の切断面「コバ面」の磨きも丁寧にツヤツヤになるように、 職人の想いが込められています。

事業者の紹介


国道42号線から白崎海岸へ向かう途中、少し入り組んだ先にカリフォルニアの雰囲気が漂う青い外装のお店が見えてきます。駐車場も整備されているので、お店の前まで車で行くことができま す。白い床に余白のあるディスプレイ、こだわりの商品たちはこだわりのお店に並んでいます。「本物へのこだわりは捨てない」と小林さんのお店やネットショップのラインナップには、自身の商品に限らず、本物を追求する商品を作るビジネスパートナーのアパレルのアイテムも取り扱いを始めたそうです。