今月のおすすめ
美味しく進化し続ける錦花堂のお菓子
菓匠錦花堂のお菓子といえば、由良町の興国寺に伝わる天狗伝説からうまれた銘菓「天狗力餅」。食感を守るためふ焼き煎餅とお餅を別にした現在の個包装は4代目が考案。時代に合わせて進化するお菓子作りは、全ての工程で美味しさが追求されており、優しさと感動を届けます。数多くの賞に輝き、和歌山県優良県産品推奨制度「プレミア和歌山」にも認定されています。
美味しさの秘密
「作るたびに美味しくなるよう、いつも考えています。」そう話す錦花堂の4代目。その日その日で変化する気温や湿度にあわせ、道具の使い方や食材の配合を変化させます。またあんこは、お菓子ごとに作り方を変え一つ一つ手作りしています。
お菓子作りへのこだわり
常に試行錯誤されている、素材の美味しさを引き出す調理法。「黒糖くるみ」に使用されている”くるみ”は、渋みを抜く工程で水に浸す時間や温度を最適にするため微調整を繰り返し、「白崎」などの焼き菓子は生地の厚みや水分量で火の通りが異なるため、絞り袋の大きさや絞るときの力加減も計算されています。また、使用する道具もその時どきで最適なものを選ぶよう心がけているそうです。
季節のお菓子と続々登場の新商品
それぞれの季節に一番美味しくなる旬の味。季節限定のパウンドケーキは、秋は栗、冬はりんごとサツマイモを使用し、食材の旬を最大限に生かした味が楽しめます。
また、新商品の開発にも力を入れており、ほろ苦い抹茶チョコあんと甘酸っぱいイチゴチョコあんの2種類の生クリームどら焼きは和と洋が絡み合う、ベーシックなあんこのどら焼きとはひと味違う人気商品です。
お店の紹介
明治20年から続く老舗のお菓子店。大切な人への贈り物やお土産、お客様に喜んでもらえる瞬間を創りつづけています。近所の小学生がおやつを買いに来ることもあり、地域にも愛されています。常に美味しくなるように研究と試行錯誤を重ねる職人技は美味しさに込められた愛情そのものです。リニューアルされた公式ホームページから購入することもできます。